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トイレの壁紙クロスの張り替えを検討している方必見!トイレリフォームのおしゃれで機能的な事例を紹介

トイレルーム

トイレの壁紙リフォームにおいて、「どのクロスを選べばいいのか」「おしゃれなトイレにリフォームするにはどうすればよいか?」「壁紙や便器をどこまでリフォームすればよいのか?」などのお悩みを徹底解析します。

また、実際のリフォーム例も紹介しますので、おしゃれで機能的なトイレ作りに役立てていただければと思います。

トイレ壁紙選びのポイント

トイレの壁紙クロスを選ぶ際には、デザインと機能性のバランスが重要です。最近では、多様なデザインと高機能なクロスが揃い、選択肢が豊富にあります。

そのため、どれを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。この記事では、トイレリフォームの壁紙選びのポイントを詳しくご紹介しています。

壁紙選び

トイレの壁面は部屋の中で比較的大きな面積を占めるため、その色が空間の印象を大きく左右します。

狭い空間であるトイレの壁紙には、明るく落ち着いたベーシックな色合いが適しています。

具体的には、ホワイト・ベージュやパステルカラーなどがオススメです。

淡いブルーやグリーンは爽やかで清潔感、ベージュやピンクの暖色系は温かみがありリラックスした雰囲気を作り出します。

もし濃い色や原色を取り入れたい場合は、一面だけを異なる色にするなど、部分的に使用してリフォームするのがよいでしょう。

トイレにおすすめの壁紙クロスには、以下のような柄のバリエーションがあります。

  • 石目柄
  • タイル・レンガ
  • フラワー・リーフ(花柄・植物)
  • 幾何学柄

トイレの壁紙リフォームでは、他のインテリアアイテムとの調和をあまり気にせずに、自分の好みに合わせた柄を選ぶことができます。

例えば、石目柄を選べばモダンな雰囲気を演出でき、フラワーテイストを選べば優しい印象を与えることができます。

ただし、トイレの狭い空間では、大きな柄を選ぶと圧迫感を感じることがあります。

また、壁や天井の継目でデザインが途切れてしまうこともあるため、小さな柄の壁紙を選ぶことでバランスのとれた空間を作ることができます。

おしゃれな壁紙

素材・テクスチャー

壁紙クロスにはビニールクロス・紙クロス・布クロスなどの素材がありますが、トイレには耐久性が高く、汚れに強いビニールクロスが適しています。

トイレは掃除の頻度が高いため、メンテナンスがしやすいテクスチャーを選びましょう。

具体的には、汚れが拭き取りやすく、凹凸が少ないものが推奨されます。

クロスのサンプルを実際に照明に当ててみたり、手触りを確かめたりすることで、質感を確認するのもよいでしょう。

施工性

壁紙の張り替えリフォームを行う際には、古い壁紙を剥がした後に裏地が残ったり、下地に凹凸が出ることがあります。

この場合、パテ処理で下地を整える作業を行いますが、それでも薄手の壁紙を選ぶと下地を拾ってしまう可能性があるため、厚手の壁紙を選ぶことをおすすめします。

内装材メーカーのサンゲツの場合、「厚無地タイプ」や「リフォームセレクション」といった厚みのあるクロスを集めたサンプルブックから選ぶと、より安心してリフォームが進められます。

機能性

壁紙メーカーでは、多彩な機能を持つ壁紙が提供されており、部屋ごとに最適な壁紙を選ぶことで、より快適な空間を作り出すことができます。

トイレにオススメの機能を備えた壁紙もあり、これらはメーカーによって異なる種類が揃っています。

ここでは、内装材メーカーであるサンゲツの機能性壁紙を例に挙げてご紹介しますので、参考にしてみてください。

機能の種類効果
防カビカビの発生と繁殖を抑える ベーシック壁紙には標準装備
抗菌細菌の繁殖を抑制する
撥水水分をはじき汚れもつきにくい
ストレッチ壁紙表面に樹脂に伸縮性にストレッチ性があり、ひび割れ軽減が期待できる
表面強度アップ傷がつきにくい表面構造
フィルム汚れ防止汚れを拭き取りやすい 臭いがしみつきにくい 傷や剥がれに強い
スーパークリーン防汚性が非常に高い
通気性通気性が高く結露やカビに強い
ウレタンコートキズに強く汚れが拭き取りやすい
抗ウイルス壁紙の表面に付着したウイルスを分解する

トイレ壁紙リフォームで機能性を重視して壁紙を選ぶ場合は、汚れがつきにくく拭き取りやすいものを選ぶと便利です。

また、抗菌や抗ウイルス機能を持つ壁紙を選ぶことで、トイレ空間の清潔さを保ちやすくなります。

さらに、ニオイやカビ対策に優れた壁紙を選べば、長期間にわたって快適な環境を維持することができます。

トイレのお手入れ

大きなサンプルを確認する

壁紙選びで重要なのは、できるだけ大きなサイズのサンプルで確認することです。

見本帳のサンプルは通常小さく、柄全体が見えなかったり、色味が実物と異なって見えることがあります。

また、面積が広いほど色が明るく見えるため、小さいサンプルで選んでしまうと、実際には思っていたよりも色が淡く感じることがあります。

そのため、打ち合わせ時にリフォーム会社に大きめのサンプルを用意してもらうようにお願いするのもよいでしょう。

サンプルが手元に届いた際は、実際に触れて拭きやすさや厚みを確認し、照明の下でテクスチャーを詳しくチェックするとよいでしょう。

ショールームを活用する

壁紙メーカーのショールームを見学して、大きいパネルサンプルや部屋としての空間の展示を見るとよりイメージも膨らみます。

商品サンプルを見ながら、インテリアコーディネートのアドバイスも受けられるため、壁紙を選ぶ際には是非ショールームを活用してみてはいかがでしょうか。

トイレ壁紙張り替えのポイント

トイレの壁紙を張り替える際に、リフォーム時に押さえておくべき重要なポイントをお伝えします。

アクセントクロス

トイレの壁紙リフォームで、特徴的な柄や濃い色合いの壁紙を取り入れる場合は、全体に貼るのではなく、1面だけにアクセントクロスを使用するのが効果的です。

例えば、ベースの3面を白や無地の壁紙とし、残りの1面に濃い色や個性的な柄の壁紙を選ぶことで、狭いトイレでも視覚的に広がりを感じさせることができます。

アクセントクロスは、ドアを開けたときに最も目に入る正面や側面に貼るのがおすすめです。

一般的には2種類の壁紙を使うことが多いですが、3種類を組み合わせることも可能です。

例えば、白や無地のクロスを2面、柄のクロスを1面、さらにその柄に合わせた色付きクロスを1面に使い分けることで、お洒落なトイレ空間が実現します。

3種類の壁紙を使ったコーディネートは組み合わせが難しく、失敗しないためにもリフォーム会社のプロに相談してアドバイスを受けるのもよいでしょう。

トイレのアクセントクロス

個性を重視したリフォーム

トイレの壁紙リフォームで個性的な壁紙に変更し、雰囲気を一新したいというニーズは多く見受けられます。

トイレ空間は狭いため「お洒落な空間にしたい」と思い、大柄なデザインや個性的なパターンを選ぶと、逆に圧迫感を感じることもあるため、慎重に検討する必要があります。

ただし、個々の好みは異なるため、基本的なデザインのルールを理解した上で自分の好みに合った色や柄を選ぶのもよいでしょう。

リフォームを進める際には、トイレを使用する家族と意見を交換しながら進めることが大切です。

また、家に複数のトイレがある場合は、ひとつだけ独自のデザインでリフォームするとう選択肢もよいでしょう。

トイレのアクセントクロス

クロス以外の仕上げ材との組み合わせ

トイレリフォームにおける内装仕上げ材の種類とその特徴、メリット、デメリットについてご紹介します。

仕上げ材推奨施工範囲メリットデメリット
壁紙クロス壁:全面 天井:全面デザインや色柄が豊富 工期が短い 低コスト 機能性クロスも充実経年劣化で継ぎ目が出る可能性がある 耐久性や質感は他の仕上げ材に劣る
パネル壁:全面 壁:腰下タイルに比べ低コスト お手入れがしやすい 耐水性・耐久性に優れるクロスに比べ高額 経年劣化で鏡面が雲る デザインの種類が少ない
タイル壁:腰下高級感がある 耐水性に優れる費用が高額 目地汚れが落ちにくい
エコカラット壁:一面 壁:一部シックハウスの原因となる有害物質を分解する 石目の風合いがあるクロスに比べ高額 汚れが染みこみやすい 全面施工には不向き
塗装壁:全面 天井:全面漆喰・珪藻土などは調湿・消臭効果に優れる 豊富な塗り方パターン 自然素材の風合いクロスに比べ高額 拭き掃除が難しい 汚れが染みこみやすい  

トイレの内装リフォームにおいては、壁紙クロス以外にも高級感やデザイン性、手入れのしやすさ、耐久性、耐水性、調湿性、消臭効果に優れた仕上げ材が多数あります。

コストパフォーマンスのよい壁紙クロスとこれらの仕上げ材を上手く組み合わせることで、自分のニーズにあった最適なトイレ空間を実現しましょう。

トイレ壁紙リフォーム

トイレリフォームの工事範囲

トイレの壁紙リフォームを考える際、壁紙だけを張り替えるのか、床材も含るのか、さらには便器も一緒にリフォームするのか、迷うことがあります。

それぞれの選択肢のメリット・デメリットについてご紹介します。

壁紙のみ張り替えの場合

メリットデメリット
コストが低い 施工が簡単で手軽にリウォームできる 壁紙を貼り替えるだけでも印象が変わる床材が古く全体の印象がバランスを欠く 便器が古い場合、壁紙が新しても便器の劣化や汚れが目立つ 便器の裏側で作業ができず張り替えできない部分が残る可能性がある

壁紙と床材を張り替えの場合

メリットデメリット
壁材と床材を張り替えることでトイレ全体の印象が新しくなる 内装の統一感をもたせることができる壁紙だけの張り替えより費用が高くなる 便器を設置したまま床材を張り替えるため継ぎ目に汚れが溜まりやすい

壁紙と床材を張り替え 便器も交換する場合

メリットデメリット
部屋全体の清潔感がアップする 便器の機能向上し快適に過ごせる 省エネ性能の高い便器でコスト削減 床材施工後に便器を設置するため、便器と床の継ぎ目の手入れがしやすいリフォーム費用が高くなる 複数の作業が含まれるため工期が長くなる

トイレリフォームにおいて、便器が比較的新しく空間の雰囲気を変えたいだけであでば、コストパフォーマンスのよい壁紙を張り替えが適しているでしょう

便器が古くなっている場合には、壁紙だけのリフォームにするかどうかで迷うよりも、トイレ全体を一度にリフォームすることをおすすめします。

便器や床などを一度に交換することで、将来的に別々に工事をするよりもメンテナンスがしやすく、トータルコストも抑えられるからです。

おしゃれで機能的なトイレ壁紙リフォーム事例のご紹介

事例1

大阪府M様邸

便器壁紙床材その他
交換アクセントクロスクッションフロア紙巻器付手摺・照明 タオル掛

便器背面にブルーグリーンのアクセントクロスを貼り、清潔感と爽やかさを兼ね備えた空間に仕上げました。

トイレのアクセントクロス

事例2

大阪府Y様邸

便器壁紙床材その他
交換アクセントクロスクッションフロア手洗い・照明 紙巻器

便器背面にピンクのアクセントクロス、周囲3面には小花柄の明るいベースクロスを組み合わせ、可愛らしくエレガントな雰囲気を演出しました。

トイレのアクセントクロス

事例3

神奈川県Y様邸

便器壁紙床材その他
交換アクセントクロスクッションフロア手洗い

便器側面に広めの面積でアクセントクロスを貼り、その個性的な柄が引き立つ空間を作り上げました。

おしゃれなトイレ壁紙

事例4

大阪府H様邸

便器壁紙床材その他
交換アクセントクロス 3種類クッションフロア紙巻器

便器側面にはおしゃれな北欧風のアクセントクロスを、背面には柄と色を合わせたターコイズブルー、その他2面にはホワイトのベースクロスを使用し、美しく調和の取れた空間にコーディネートしました。

北欧風のトイレ壁紙

事例5

大阪府N様邸

便器壁紙床材その他
既存アクセントクロス 3種類クッションフロア紙巻器・タオル掛

便器背面にはダークカラー、側面には幾何学模様のイエロー、そしてベース2面にはホワイト系のクロスを貼り、色のコントラストが楽しめるモダンな空間を演出しました。床のクッションフロアも壁紙の色とコーディネートし、おしゃれに仕上がりました。

モダンなトイレ壁紙

事例6

大阪市A様邸

便器壁紙床材その他
交換腰下:パネル 腰上:クロスセラミックフロア手摺・収納 紙巻器・タオル掛

腰下に掃除のしやすいパネル、腰上はベーシックなホワイト系のクロスを組み合わせました。クロス以外の仕上げ材を組み合わせ、お手入れしやさとデザインを両立させた施工事例です。

トイレ腰壁パネル

トイレの壁紙クロスリフォームについて、クロスの選び方や貼り方、リフォームの範囲、仕上げ材などの情報をご紹介しました。

まとめ

具体的なデザインのアドバイスやリフォーム費用について気になる方は、ぜひカラコルにご相談ください。

ご家族全員のご希望を叶えた、おしゃれで快適なトイレ空間の実現をお手伝いさせていただきます。

この記事の監修者

記事の監修者

玉置容子

株式会社ヤマヒサにて25年以上にわたり勤務する中で、新築注文住宅のインテリアコーディネーターとして長く従事し(500棟以上)、その後のリノベーションのプランニングやリフォーム提案営業などの様々な経験をを活かし、現在はマーケティングを担う部門にて、戸建並びにマンションのリフォーム・リノベーションなどのウェブプロモーションを担当しています。
【保有資格】
2級建築士 インテリアコーディネーター 色彩検定2級